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韓国発のマンガ短編集
地方でサバイブする女たちを描いた
『地域の私生活99』を翻訳出版したい!

クラファン開始から1週間! 発起人からのご挨拶とお礼

皆さん、こんにちは。『地域の私生活99』の発起人・林です。


まずは、これまでにご支援いただいた皆さま、そして拡散にご協力くださった皆さまへ。

心より感謝申し上げます。本当にありがとうございます!

クラファンがスタートしてから、ひとり、またひとりと支援者が増えていく様子を目の当たりにし、これまでにないほど胸が高鳴っています。
『地域の私生活99』は、首都ソウルの話でもなければ、今流行りのWebtoonでもない。しかも、一般的なマンガと比べると価格もかなり高めです。メジャー路線からは大きく外れているにもかかわらず、それでも作品のコンセプトに共鳴してくださる方がいる――その事実に、日々励まされています。

この作品を一人でも多くの方の元へ届けるべく、これからの3ヶ月、全力で「できることはすべてやろう」と心に決めました。改めて気を引き締めて、頑張ります!!!

 

◾️最も個人的なことが、最もクリエイティブなこと

『地域の私生活99』のいくつかを韓国から取り寄せて、チマチマとアプリを使ってなんとか読み終えたとき、「The most personal is the most creative.(最も個人的なことが、最もクリエイティブなことだ)」という言葉が頭に浮かびました。

これは、ポン・ジュノ監督がアカデミー賞のスピーチで語った一節なのですが、まさにこれがそれだと。これのことか! と雷に打たれたような衝撃を受けました。

これまで見てきたこと、感じたこと。寂しかったこと、嬉しかったこと、どうにもならなかったこと――それらを抱きしめながら生まれた物語。あなたじゃなきゃ描けなかったマンガが、『地域の私生活99』というシリーズです。

編集者として、「売れるもの」「トレンド」にばかりに気をとられていた私の心に、重く深く刺さりました。

 

そしてこの作品がすごいのは、単に面白いだけじゃなくて、人生の“ままならなさ”にそっと寄り添ってくれるところです。

社会に置いていかれる焦燥感、言葉にできないモヤモヤ――そうした不安と共存する。そんな静かな強さをくれる作品です。

 

正直、ひとりじゃ無理です……

このプロジェクトを実現するには、どうしても皆さまのお力が必要です。

「ちょっと読んでみたいな」
「友達に贈りたいかも」
「こういう作品、もっと知られてほしい」

少しでもそう感じていただけたなら、ご支援でもシェアでも、どんなかたちでも応援してもらえたら本当に嬉しいです。

 

『地域の私生活99』を日本の読者へ届けるため、これからの3ヶ月、全力で走り抜けます。どうか、最後まで見守っていてください。

 

発起人・林佑実子

 

【オンラインイベントのお知らせ】

Xのスペースにて、ゲストをお呼びしてオンライン読者会を行います。

どなたでもご気軽にご参加くださいませ!

 

「韓・中・日のアジア3カ国で語ろう! 『地域の私生活99』読書会」

日時:2025年4月12日(土)20時~
会場:Xのスペース

ゲスト:具本媛(翻訳担当者)、モクロロ(漫画家)

https://x.com/i/spaces/1DXxyqMBDykxM

 

「蒼子さん&相棒さんと『地域の私生活99』のおしゃべり読書会」

日時:2025年4月15日(火)20時~
会場:Xのスペース

ゲスト:華南a.k.a 蒼子(@richangjiluhk)と相棒さん

https://x.com/i/spaces/1YqKDZlMpVQJV


最後まで読んでくださって、本当にありがとうございます!

 

 

2025/04/10 10:30