こんにちは、TRUCK BEER(トラックビール)の代表、関賢悟です。
私は、防水工事や橋梁の改修をはじめとした建設業を本業とする一方で、新たな挑戦としてクラフトビール醸造所のオープンを目指し、「TRUCK BEER(トラックビール)」を立ち上げました。
本業の閑散期(4~8月)を活用し、地域に貢献できる新たな事業を模索していた中で、これまでのものづくりや場所づくりの経験と、大好きなビールを結びつけることを思いつきました。
私がビールに魅了されたのは10年前、アイルランドのパブで初めてギネスビールを飲んだときのことです。その味わいと、ビールを通じて自然に生まれる人と人とのつながりに深く感動しました。
▲思い出のアイルランド、ギネス大学を卒業しました!
おいしいビールをつくることはもちろん、そのビールを楽しんでもらえる心地よく開放感のある場所づくりにも力を入れ「少し特別」な時間を提案したいと考えています。
▲ロゴはデザインオフィス<judd.>の清水さんに制作していただきました。
現在は最初のステップとして委託醸造にチャレンジ中。
今回は私たちのビールを皆さんにもっと身近に感じてもらえる場所として、鹿児島のシンボル桜島を望むフェリーターミナルにビアスタンド「DOOR」をオープンします!
この場所を通してさらに多くの人にTRUCK BEERを知ってもらいたいと考えています。
実は私は大の車好きでもあります。ブランド名の「TRUCK」には、いつか愛車をタップカーにして、自社製造のビールをたくさんの人へ届けるという夢も込めています。あなたもぜひ、わたしたちのTRUCKの荷台に飛び乗りませんか?
私たちは2025年3月に桜島フェリーターミナルにビアスタンド「DOOR」をオープンすることを目指して準備中です。地域の魅力を発信し、より多くの方々に私たちのクラフトビールを届けるため、この場所に拠点を設けることにしました。
▲「DOOR」のイメージ、みなさんが気軽に立ち寄れるお店にしたいです。
フェリーターミナルは観光客はもちろん、地元の方々にも訪れやすいロケーションにあり、桜島の美しい景色を楽しみながら心を込めたビールを味わっていただけます。
▲フェリーを利用すれば、片道250円で桜島へ!気軽に小旅行気分
この場所は訪れるたびに新たな発見があり、まさに鹿児島の表情!いつも変わらずそこにある桜島ですが、眺めるだけで日常が少し特別に感じられる気がします。
▲店舗の窓から見える景色も最高です。ここにビールがあれば完璧
▲Novoru Brewing のおふたりと!ファーストバッチ仕込み記念
現在、私たちは宮崎のノボルブルーイングさんで委託醸造に挑戦しています。代表の長田さんの指導のもとその技術を学びながら、品質の高いビールを目指して日々試行錯誤を重ねています。
私たちが目指しているのは、「もちろんおいしい、ただそれだけじゃない」ビール。普遍的なおいしさで、冷蔵庫にあるとうれしい、じっくりグラスを選んだり、丁寧におつまみを準備したりしたくなるような、ほんの少し気分を先へ連れて行ってくれるビール。
2024年9月にわたしたちの委託醸造1作目「SUMMEREND」をお披露目しました。
このビールは大好きなBEAT CRUSADERSの楽曲「SUMMEREND」からインスピレーションを得て名付けました。
すっきりとした味わいに加えて、その名の通り夏の終わりを思わせるちょっぴりビターな余韻を感じられる仕上がり。柑橘のようないきいきとしたアロマが特徴です。
▲ヒダカトオルさん公式インスタグラムより
なんと、ご本人であるヒダカトオルさんにもお届けすることができました。
▲左からオカタオカさん、清水さん
ブランドロゴを制作していただいたデザインオフィス<judd.>の清水さんとイラストレーターのオカタオカさんとによる鹿児島発のカーアクセサリーブランド「HIGHWAY」のポップアップショップが昨年9月、ビームスジャパンで開催されました。
Driving With Craftをテーマに掲げ、クラフト品を主軸にカー用品を制作されているお二人と、わたしたちのビールも別注ラベルという形でコラボレーション。
会期中に行われたレセプションパーティでは、先着50名様にこのビールが振る舞われ、大変ご好評をいただきました。
▲ビールのリリースに合わせ、名山町の暮らしと器と古道具のお店「トキノフネ」さんで開催したポップアップの様子。
▲「DOOR」でも提供予定の特製ホットドッグやビールの味わいに合わせたおつまみをご用意。
「トキノフネ」店主のまいさんがセレクトしたグラスでビールを召し上がっていただき、デイリーなTRUCK BEERの楽しみ方をご提案しました。
▲TRUCK BEERのラベルやグッズはまいさんが手掛けたデザインで、そのやさしいタッチが特徴
▲店主まいさんと店内の様子
フェリーのりばからトキノフネまでは歩いて10分ほど。ぜひはしごして丁寧なセレクトの中からビールのお供を盛るのにぴったりの器、テーブルを彩る雑貨や花器を見つけてほしいです。
昨年は、イベントを通してたくさんの方にわたしたちのビールを手に取っていただきました。
「DOOR」がオープンしたらこのような機会が日常的に設けられると思うとわくわくします!
〇店舗の内装費用:落ち着いた空間をつくり、ビールを楽しむ場所として最適な環境を整えます。
〇設備導入費用 :ビールを提供するために必要な機材や冷蔵庫の設置費用です。
私たちは現在、「DOOR」の準備と並行して「伊集院町上神殿」に醸造所を作る計画で準備を進めています。
▲醸造所建築予定地
この場所を候補地として見つけたとき、開けた気持ちのいい景色が、私のビールづくりのイメージにぴったりで一目惚れしました。ここはほたるの里としても知られ、クレソンが自生するほど自然豊かです。
▲メンバーの小薗(学生時代に醸造を専攻)とアルトマン(ビールの本場ドイツ出身)
2025年中のオープンを目指して、建設業としての経験を活かし、できる限り自分たちで場所づくりを進めていきます。広々としたこの土地を活用し、ビール醸造所だけでなく、カフェやコンテナホテル、ウェディング会場など、さまざまな可能性を模索しています。
私たちのビールをつくると同時にその楽しみ方を一緒にご提案していくことができるよう引き続き準備を進めてまいります。楽しみにしていてください!